地元・富山の凱旋登板を目指すロッテ石川 屈辱の1年を糧に再び先発の柱へ
5月に開催される地元・富山のゲームで凱旋登板なるか
今年5月15日、富山市民球場アルペンスタジアムでは千葉ロッテの主催試合が開催される。地元を愛する石川投手にとって、それは大きなモチベーションとなるに違いない。開催が発表された時、「いつか地元でホームゲームを開催してもらいたいとずっと思っていましたので、実現をしていただき嬉しく思っています」と率直に喜びを語っていた。
石川投手はさらに「自分も子供の時、何度か富山でプロ野球を見たことがあります。その時の思い出は、今もはっきりと覚えています」と幼少期を振り返り、「当日、投げる機会があるかどうかは分かりませんが、多くの地元の方、知人、家族の前で投げたいという思いがあります」と凱旋登板を心待ちにしている様子だった。
2018年5月15日は火曜日にあたる。再び先発ローテーションの軸に返り咲くことができれば、カード初戦の試合で先発マウンドに立つ可能性は高い。故郷のファンのため、未来の野球選手のため、待ちに待った舞台で好投を見せ、お馴染みの「絶景」を見ることができるだろうか。洒脱なシンカーボーラーにとって、巻き返しを期す1年が始まる。