「大学最高打者」からブ軍ドラ1の日系3世ヒウラ大抜擢 メジャーキャンプ招待へ
昨年ドラフトでブルワーズから1位指名、期待の21歳ヒウラ
昨年のドラフトでブルワーズから1巡目で指名された日系3世のケストン・ヒウラ内野手が今年のメジャー春季キャンプに招待選手として参加することが決まった。米地元紙「ジャーナル・センティネル」電子版が伝えた。
父方の祖母が日本人という日系3世のヒウラはカリフォルニア大学アーバイン校時代に米国代表に選出され、2016年の日米大学選手権で来日。当時、「自分のルーツをたどれるなんてうれしい」、「どのチームでもいいからメジャー球団と契約して、メジャーリーガーになれたら本望」と語っていた。
その後も順調に成長したヒウラは2017年のドラフト1巡目(全体9位)でブルワーズから指名を受けると、ルーキーリーグで15試合に出場し、打率.435、4本塁打、18打点と活躍。1Aでも27試合で打率.333と結果を残した。
そんな期待の若手は19日(日本時間20日)、招待選手としてメジャーキャンプに招待されることが決定。「ジャーナル・センティネル」は「ドラフト1位のケストン・ヒウラがブルワーズ春季キャンプのマイナーリーグ招待選手6人に選ばれる」との見出しでレポートし、「彼はドラフトにおいて、恐らくは大学最高の打者だと考えられていた。しかし肘の負傷により、DHでの出場に留まっていた」と現状を紹介した。
将来を嘱望される21歳の二塁手は今年、メジャー昇格という夢を実現できるか。飛躍が期待される。