衣笠&山本、北別府&大野 赤ヘルの歴史に残る名手たち…広島の歴代投打5傑
左腕・大野は勝利数、セーブ数で5傑入り
投手成績を見てみよう。
○通算勝利数5傑
1.北別府学 213勝(1976-94年)
2.長谷川良平 197勝(1950-63年)
3.大野豊 148勝(1977-98年)
4.佐々岡真司 138勝(1990-2007年)
5.外木場義郎 131勝(1965-79年)
唯一の200勝は北別府学。1992年に200勝を達成した北別府は、山本昌が2008年に200勝するまで16年間にわたり「最後の200勝投手」と言われた。続いて草創期からのエース長谷川良平、左腕の大野豊、佐々岡真司、外木場義郎と続く。97勝の前田健太がMLBに移籍したため、現役では野村祐輔の58勝が最多。黒田博樹は124勝で史上6位だ。
○通算奪三振数5傑
1.川口和久 1938個(1981-94年)
2.佐々岡真司 1806個(1990-2007年)
3.北別府学 1757個(1976-94年)
4.大野豊 1733個(1977-98年)
5.外木場義郎 1678個(1965-79年)
奪三振数は左腕の川口和久が1位で、佐々岡、北別府、大野、外木場と続く。現役最多は野村祐輔の529三振だ。
○通算セーブ数5傑
1.永川勝浩 165(2003-16年)※
2.大野豊 138(1977-98年)
3.佐々岡真司 106(1990-2007年)
4.津田恒美 90(1982-91.年)
5.中崎翔太 74(2012年-)※
セーブは1975年に導入されたので、それ以降の投手が対象となる。現役の永川が史上1位だが、昨年は1軍で投げていない。大野は勝利数3位、セーブ数2位。現役中に夭逝した津田が90セーブで4位、現役の中崎が5位につけている。