田中将大、天国の星野氏への思い吐露「必ず見てくれている」
星野氏に活躍誓う「高いレベルを求めてくれている」
ヤンキース・田中将大投手が22日、今月4日に亡くなった楽天時代の恩師・星野仙一氏への思いを語った。
この日はミズノとのブランドアンバサダー契約を更新し、新たに複数年契約を結んだことを発表。その後、野球教室に参加した右腕は改めて恩師の訃報について言及した。
星野氏が楽天を率いた2013年にリーグ優勝と日本一を経験。その後、ヤンキースに移籍してからも変わらず応援し続けてくれたという。今日1月22日は恩師の誕生日。この日で71歳となるはずだった。田中自身にとっても予期せぬ訃報で、結果的に昨年の殿堂入りパーティーでの対面が最後となった。
「監督に就任されてからいろいろ気にかけてくださったし、声をかけて頂けました。アメリカに渡る際にも本当に背中を押して応援してくださった方なので、まさかあの時、お会いしたのが最後になると思わなかったので、一報を聞いた時は驚きました」
そう言葉を絞り出す右腕は恩師への恩返しを誓う。
「期待してくれてるところの活躍はできてないと思っている。必ず見てくれていると思っている。星野さんは高いレベルのものを求めてくれている。そこに応えられるようにしたいなと思っている」
今季はこれまで以上の結果を残し、天国で見守っている星野氏に成長した姿を見せる。
(Full-Count編集部)