MLB120試合登板の左腕に、クローザー候補も ヤクルト2018年の助っ人陣容

カラシティーは2017年に3Aで23セーブ、防御率2.86をマーク

 真中満監督が辞任し、2014年まで指揮を執っていた小川淳司SDが新監督に就任して迎える2018年。メジャー通算120試合登板の実績を持つハフをはじめ、投手3人を補強した。現時点で、野手はバレンティン1人だけとなっており、幾分の物足りなさはあるが、投手4人野手1人の助っ人編成でいかに戦うことになるのだろうか。ここでは、2018年のヤクルトの助っ人陣容をおさらいしてみよう。

○新加入
マット・カラシティ
2017(3A)46試合1勝3敗21セーブ 防御率3.26
MLB通算19試合1勝0敗0セーブ 防御率9.19
3A通算52試合1勝3敗23セーブ 防御率2.86
 2012年にドラフトでロッキーズへ入団。2016年にメジャーデビューを飾り、19試合に登板したものの、2017年は登板無し。3Aではロッキーズ傘下のアルバカーキ、カブス傘下のアイオワでプレーし、計46試合に投げて21セーブ。2014年以降はリリーフを務めており、ヤクルトではストッパーを任されることになりそうだ。

ジョーダン・アルメンゴ
2017(中日)18試合6勝4敗0セーブ 防御率2.30
NPB通算(2年)40試合12勝10敗0セーブ 防御率3.50
 ドミニカ共和国出身の左腕で、昨季まで中日で登録名「ジョーダン」でプレーしていた。ヤクルトでは「アルメンゴ」となる。2004年にダイヤモンドバックスに入団し、2010年には33試合に登板。アスレチックス移籍後の2012年には39試合に投げたが、2013年途中に禁止薬物の購入が発覚したことから50試合の出場停止処分を受けた。その後レイズ傘下を経て、2016年から中日へ。先発、中継ぎ双方でマウンドに上がり、使い勝手のいい助っ人左腕だった。

チーム唯一の規定投球回到達者ブキャナンと、32本塁打のバレンティンは残留

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