MLB120試合登板の左腕に、クローザー候補も ヤクルト2018年の助っ人陣容
チーム唯一の規定投球回到達者ブキャナンと、32本塁打のバレンティンは残留
デーブ・ハフ
2017(韓国LG)19試合6勝4敗0セーブ 防御率2.38
MLB通算120試合25勝30敗0セーブ 防御率5.17
3A通算141試合46勝28敗2セーブ 防御率4.06
2017年は韓国のLGツインズでプレーした左腕。主に先発として19試合に投げ、6勝ながら、防御率2.38と好成績を残した。2006年に全米ドラフト1巡目追補(全体39位)でインディアンスが指名。2009年にメジャーデビューを飾ると、いきなり23試合に先発して2桁11勝をマークしたが、これがキャリアハイの成績。その後はヤンキース、ジャイアンツ、ドジャース、エンゼルスを渡り歩き、メジャー通算120試合に登板したが、目立った成績は残せず、2016年途中にLGツインズに移籍した。メジャーでの120登板のうち、57試合で先発しており、ローテの一角を担う存在として期待される。
○残留
デービッド・ブキャナン
2017:25試合6勝13敗0ホールド 防御率3.66
NPB通算(1年)25試合6勝13敗0ホールド 防御率3.66
2010年のドラフトでフィリーズに入団。2014年にメジャーデビューし、20試合に先発して6勝をマークしたが、2015年は15試合で2勝止まり。2016年はマイナー暮らしとなったが、3Aで27試合に投げて10勝を挙げた。2017年にヤクルトへ入団。1年目はチームで唯一の規定投球回に到達した。6勝13敗と大きく負け越したものの、25試合中16試合でクオリティースタートを果たしており、これはセ・リーグで7位の多さ。2018年のローテの中心を担う。
ウラディミール・バレンティン
2017:125試合445打数113安打32本塁打80打点 .254
NPB通算(7年)760試合2589打数706安打217本塁打539打点 .273
言わずと知れたオランダのキュラソー島出身の大砲で、2018年で来日8年目となる。マリナーズでプロのキャリアをスタートさせ、2009年途中からレッズに在籍。2011年からヤクルトへと加わった。来日1年目から2年連続で30本塁打以上を放ち、2013年にはNPBの歴代最高記録となる60本塁打を記録。2015年こそ故障で15試合出場1本塁打に終わったが、その年以外の6年はいずれも30本塁打以上をマーク。昨季も32本塁打を放っており、2018年も打線の核となる。
(Full-Count編集部)