完全復活期待される岩隈久志は“若手の見本” 米記者「大きなメリット」
完全復活が期待される右腕、春のキャンプでは若手の見本に
昨季は負傷の影響で6試合の登板にとどまり、オフにマリナーズとマイナー契約を結んだ岩隈久志投手。完全復活が期待される右腕の近況をMLB公式サイトが伝えている。岩隈の状態を心配するファンとマリナーズで番記者を務めるグレッグ・ジョンズ記者とのやり取りを掲載した。
現在、岩隈は昨年9月に手術した右肩のリハビリを行いながら、米カリフォルニアでトレーニングを続けている。現段階では投球再開には至っておらず完全復活はシーズン中盤になることが予想される。
そんな36歳が若手のサポートのためにスプリングトレーニングに参加するかどうかを問われたジョンズ記者は「マイナー契約ながらメジャーキャンプに招待された22人の1人でもある。投手・捕手がキャンプインする2月14日から、そこでトレーニングを継続することになる」と回答。「若いチームメイトたちはあらゆるチャンスを生かして、彼の知識を取り入れたり、練習に対する姿勢を学ぶくらいの賢さは持っているだろう」と若手にとって大きなメリットになると分析している。
復帰に向けリハビリ段階の右腕だが、経験、実績は申し分なく、スプリングトレーニングでは若手の手本となることも期待されている。
(Full-Count編集部)