日本ハムが今季チームスローガン発表「道 -FIGHTERS XV-」
今季チームスローガン「道 -FIGHTERS XV-」
日本ハムは24日、今季のチームスローガンを「道 -FIGHTERS XV-」に決まったことを発表した。今季は北海道・日本ハムファイターズ誕生15年目のシーズンであるとともに、幕末の探検家・松浦武四郎の提案により北海道と命名されて150年にあたる。
球団は、この節目の年に北の大地の期待を一身に背負い、信念を貫き通し、結果に行き着く道筋を考え、野球の道を究める決意を一文字に込めたという。また、15を意味するXVはVが3つ組み合わさっており、北海道で三度目の日本一を目指すという意気込みも表している。
2年ぶりのリーグ制覇を目指す栗山英樹監督は「これまでの歩みがファイターズという存在を認めていただき、北海道に受け入れてもらうための14年だとすれば、ここから先、我々はこの道を行く、皆さんでこう進んでいきましょうと指し示す段階に来ています。全員の志が一つになっていなければ、その道が踏み固まることはありません。先人が北海道の歴史を築いてくれたことへの敬意を抱き、魂を受け継いでいくためにも自分たちが何を残していけるのか、150年の節目に改めて感じるものがあります。このスローガンのもと、ファンの方々と思いを一つに戦い抜きます」とコメントを発表。
ロゴを作成した海道帯広市出身の書道アーティスト、萃美(すいび)氏は6歳から書を学び、師範免許を保持している。今回の制作について「曲線の中にも鋭さと勢いをもたせた書は、北海道と命名した松浦武四郎の勇ましさや心の強さ、ぶれなかった信念、そして人を大切に思いやる心を表現しています。『しんにょう』部分は北海道の形を表しました。150個の大小さまざまな丸が連なっているデザインは、150年という間に、今の北海道を築き上げるまでの1年1年の積み重ねを表現しています。また、北海道日本ハムファイターズのチームカラーである赤・ゴールド・青を使い、チームが持つ勢いが伝わってくるデザインとなるよう心がけました」とコメントを残した。
(Full-Count編集部)