21世紀枠で出場の滋賀・膳所は京大現役合格29人の超進学校

京都大29人だけでなく、大阪大19人、神戸大17人など難関国公立大に多数の合格者

 高校入試時の偏差値は72から76とされており、これは滋賀県内の高校でトップクラス。普通科10クラスと理数科1クラスに分かれており、約1300人の生徒がいる。平成29年度の入試実績を見ると、東京大は1人だが、京都大に29人、大阪大にも19人、神戸大に17人と、難関国公立大学に数多くの現役合格者を送り出している。

 昨秋の滋賀県大会ではベスト8に進出。準々決勝で1-3で近江に敗れたが、その近江が近畿大会でベスト4まで勝ち上がった。北海道の函館工、群馬の藤岡中央、岐阜の大垣西、福井の金津、山口の下関西、高知の高知追手前を加えた9校が候補に挙がる中で、朗報が届いた。

 甲子園出場は春夏合わせて40年ぶり6度目、選抜は59年ぶり4度目の出場。2018年は創立120年の節目の年となる。全国的に見ても有数の進学校である膳所高校。「遵義」「力行」を校訓に掲げ、文武両道を進む膳所高校の聖地での戦いに注目したい。

(Full-Count編集部)

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