MLB公式サイトが分析、大谷が「若手NO1」に選出された「4つの理由」とは
4つ目の理由は「謎めき」!?
3つ目の理由は、日本での“実績”。「彼はすでに大舞台で活躍している」。まだ未知数のマイナー選手よりも、計算できるとの評価だ。「最も素晴らしい有望株たちでさえ、予測が必要とされる。彼らはまだ若く、上手くいくかは分からないのだ」とした上で、大谷が2016年の日本シリーズで残した“実績“について言及している。
「2016年の日本シリーズで、オオタニの日本ハムファイターズが遅れを取っていた時、この右腕は復活の口火を切った。第3戦目でDHとして先発し、オオタニは3安打、1得点、1打点を記録し延長で勝利した。最終的にファイターズは日本シリーズ制覇を果たした。オオタニは打率.375、出塁率.412、長打率.625、二塁打4本を記録している」
広島に敵地で2連敗を喫した日本ハムは、大谷のサヨナラタイムリーで本拠地での第3戦に勝利すると、そのまま4連勝でシリーズを制覇。大舞台での強さが証明されているという点で、大谷と他の若手選手は一線を画するというのだ。
そして、「Cut4」が最後に挙げている理由は「謎めき」。記事では「オオタニは単なる野球選手以上だ。エンゼルスは洗練されたお笑い芸人を得ることになるだろう」と指摘。本拠地エンゼルスタジアムでの入団会見で大谷が見せた“ユーモア”に、米メディアも好印象を抱いているようだ。さらに「最も重要なのは、おそらく彼は球界最高のダンサーである」とも冗談交じりに紹介。昨年11月26日のファンフェスティバルで大谷が披露した「ムーンウォーク」の動画を掲載している。
NO1若手選手として、その一挙手一投足に注目が集まることになる大谷。日本では、ファンやメディアの想像を上回る漫画のようなプレーをいくつも見せてきただけに、メジャーでも周囲の度肝を抜いてもらいたいところだ。
(Full-Count編集部)