元祖・安打製造機、マサカリ投法…福浦の2000本は? ロッテの歴代投打5傑
榎本、有藤ら…現役では福浦がランクイン
千葉ロッテマリーンズは、1950年、毎日オリオンズとして発足。セ・パ2リーグ制を構想した讀賣新聞の正力松太郎が、毎日新聞に呼びかけたのがきっかけだった。その後大映ユニオンズと合併して大毎オリオンズに、さらに東京オリオンズを経てロッテオリオンズとなり、1992年に千葉ロッテマリーンズとなる。今年で69シーズン目、歴史を飾った歴代の名選手を、投打の通算成績で見ていこう。※は現役
○通算安打数5傑
1榎本喜八2276安打(1955-71年)
2有藤道世2057安打(1969-86年)
3福浦和也1962安打(1997年- )※
4堀幸一1827安打(1989-2009年)
5L・リー1579安打(1977-87年)
「安打製造機」と言われた榎本喜八が1位、2位にミスター・ロッテ、有藤道世。3位に今季、2000本安打を目指す現役の福浦和也。5位のリーは、4000打数以上のNPB打率1位を記録している。
○通算本塁打数5傑
1有藤道世348本(1969-86年)
2L・リー283本(1977-87年)
3山内一弘262本(1952-63年)
4榎本喜八245本(1955-71年)
5落合博満242本(1979-86年)
有藤道世、リーに続いて「ミサイル打線」の主軸、山内一弘。5位には三冠王3度の落合博満。現役では福浦和也の117本が最多となっている。
○通算打点5傑
1有藤道世1061点(1969-86年)
2榎本喜八965点(1955-71年)
3福浦和也924点(1997年- )※
4L・リー912点(1977-87年)
5初芝清879点(1989-2005年)
1位から4位までは安打、本塁打と同じ顔ぶれが並ぶ。現役生活17年ロッテ一筋の初芝清は1995年に80打点を挙げイチロー、田中幸雄と打点王を分け合った。
○通算盗塁数5傑
1西村徳文363盗塁(1982-97年)
2弘田澄男284盗塁(1972-83年)
3有藤道世282盗塁(1969-86年)
4小坂誠265盗塁(1997-2005年)
5西岡剛175盗塁(2003-10年)
元監督で現在はオリックスのヘッドコーチを務める西村徳文が1位。2位の弘田は163cmの小兵ながらベストナイン2回の好打者。小坂は盗塁王2回を獲得しのちに巨人、楽天に移籍。西岡剛も盗塁王2回、現在はMLBを経て阪神。現役では荻野貴司が153盗塁、岡田幸文が137盗塁を記録している。