最速155キロのドラ7右腕ら新人5人が抜擢 楽天1軍キャンプで期待の若手
東京六大学歴代3位の21本塁打を放った大砲の岩見も1軍でスタート
○今野龍太投手(22歳)
1軍通算8試合登板0勝0敗0セーブ0ホールド 防御率11.17
岩出山高から2013年のドラフト9位で楽天に入団した右腕。1年目の2014年8月に1軍に初昇格し、初登板を果たすなど5試合に登板。右膝の手術を受けたこともあって2年目を終えた2015年オフに育成契約となったが、2017年4月に再び支配下に昇格。昨季は1軍1試合登板のみに終わったが、最速153キロの真っ直ぐは魅力ありだ。
○堀内謙伍捕手(20歳)
1軍出場なし
静岡高から2015年のドラフト4位で楽天に入団した3年目を迎える捕手。高校3年の夏には甲子園に出場し、侍ジャパンU-18代表としてU-18ベースボールワールドカップに出場。7試合で打率.438をマークして大会ベストナインとなった。2017年はイースタンリーグ49試合に出場して打率.165。アジアウインターリーグでは16試合に出場して28打数6安打、打率214と打撃に課題を残す。
○山崎剛内野手(22歳、新人)
日章学園高から國學院大へと進み、ドラフト3位で楽天へ。身長173センチと小柄ながら、東都リーグで通算打率.328の高いアベレージを残してきた期待の内野手だ。バットコントロールに秀で、パンチ力もある。守備力も高く、主に藤田が務めている二塁手の座を争う存在となれるか。
○岩見雅紀外野手(23歳、新人)
比叡山高から、一浪して慶應大に進み、ドラフト2位で楽天に指名された。4年秋の東京六大学リーグ戦では史上初となる5試合連続本塁打を放つなど、年間でリーグ新となる12本塁打を放った。六大学で歴代3位となる通算21本塁打を誇る期待の和製大砲候補。長距離砲は外国人に頼っている状況にあるだけに台頭を期待したいところだ。
(Full-Count編集部)