ホークス千賀、開幕投手興味なし「それは和田さんか巨さんでいいでしょ」
初日からブルペンで背番号と同じ41球
ソフトバンクの千賀滉大投手が1日、キャンプ初日からブルペン入り。高谷裕亮捕手を相手に41球のピッチングを披露し、順調な滑り出しを見せた。
背番号と同じ41球を投げ込んだ右腕は「たまたま40球で終わらなかっただけ」としながらも、「感覚は良かった。ゆっくりとしたフォームを意識して、力を入れずにいい球を投げられた」と満足そうに振り返った。
今後は徐々にペースを上げていく予定で「もう少し力が入るようになればスピードも上がってくる」と手応えは得ている様子。一方で、背中の張りに苦しんだ昨シーズンの経験を踏まえて「とにかく飛ばしすぎないように、体と相談しながら」とケガに注意しながら調整を続けていく。
昨年は自己最多の13勝を挙げ、最高勝率のタイトルも獲得した。和田毅や東浜巨らとの開幕投手争いも注目されるが、「それは和田さんか巨さんでいいでしょ」と興味なし。開幕投手を狙えるだけのポテンシャルは十分にあるが、それよりもシーズンを通してローテを守り抜くことに全力を尽くするつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)