【カリビアンS】前中日バルデスが4回4失点で敗戦投手 強行日程ドミニカがベネズエラに大敗

ベネズエラ戦に登板したバルデス【写真:福岡吉央】
ベネズエラ戦に登板したバルデス【写真:福岡吉央】

昨年まで中日所属の左腕が先発「制球を意識して投げたが…」

 ドミニカ共和国が3日(日本時間4日)、カリビアンシリーズ初戦となったベネズエラ戦で4-15で大敗した。昨年まで中日でプレーした39歳のベテラン左腕ラウル・バルデスが先発したが、4回4失点で降板。黒星を喫した。

 ドミニカは1月下旬に行われた国内でのプレーオフ決勝が雨で何度も順延。5、6戦目はダブルヘッダーとなり、最終戦となった第7戦が行われたのは2月1日。ドミニカ共和国代表のアギラス・シバエーニャスはティグレス・デル・リセイとの決戦に勝利した翌2日午前の便でメキシコ・グアダラハラに向かうという強行日程だった。

 リノ・リベラ監督は「難しい試合だったねと苦笑い。「まだ1試合終わっただけ。明日の(プエルトリコとの)試合は大事な試合になる」と、気持ちを切り替えた。バルデスは「制球を意識して投げたが、相手の打者のことはあまり知らなかった」と、チームとして準備期間がなく、情報が限られた中での登板だったことを明かした。

 一方、2日にキューバとの初戦に敗れていたベネズエラは今大会初白星。4本塁打を含む20安打と打線が大暴れした。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

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