サファテ、デスパイネら投打に軸が揃う 2018年ソフトバンク外国人チェック
昨季、サファテはMVPを獲得
キャンプも中盤、各球団の練習に外国人選手の顔ぶれも揃い始めた。今年の12球団の外国人選手の陣容をチェックしていこう。
ソフトバンク(成績はNPB通算)
投手
モイネロ22歳 1年 34試合4勝3敗1S15H防御率 2.52
バンデンハーク32歳 3年 53試合29勝10敗0S0H 防御率3.18
サファテ36歳 7年 421試合26勝20敗229S48H 防御率1.55
スアレス26歳 1年 58試合2勝6敗1S26H 防御率3.19
12球団でも屈指の外国人投手陣だと言えよう。昨年、MVPに輝いたサファテは4月9日に37歳になる。しかし、効率的で走者を許さない投球は今季も衰えることはないだろう。
NPBに来て4年目のバンデンハークは、昨年春はWBCのオランダ代表として侍ジャパンを苦しめたが、シーズンに入っても安定感を見せ13勝を挙げた。日本の野球に慣れて、ローテの一角をしっかりと担っている。
スアレスは1年目の2016年にセットアッパーとしてまずまずの成績を挙げたが、WBCベネズエラ代表として参戦中に右腕を痛め、3月にアメリカでトミー・ジョン手術を受けた。復帰は今年の夏以降になるだろう。
モイネロはキューバ出身の左腕。彼も昨年はWBCキューバ代表としてプレーしたのち来日、5月に育成登録されたが、好投を見せて6月には支配下登録、右投手が多いソフトバンクにあって、貴重な左のワンポイント、セントアッパーとして活躍した。結果的にスアレスの穴を埋めた形だ。