飲酒運転の姜正浩、選択肢は韓国復帰のみ!? MLB各球団では「既に戦力外」
3度の飲酒運転で米国ビザ発給されず、「以前は日本球界入りの可能性示唆」も…
3度にわたる飲酒運転の影響でビザの発給に至っていないパイレーツの姜正浩内野手にとって現役続行のための選択肢がどんどん狭まっている。
昨年は飲酒運転の影響で1度も試合に出場することができなかった姜正浩は、ドミニカウインターリーグに参加するも実力を発揮できずに途中で戦力外となった。その後はドミニカでビザの発給を試みるも未だに事が進んだという報道はない。先日、呉昇桓のレンジャーズ加入が決定したことで去就が決まっていない韓国人メジャーリーガーは姜正浩のみとなった。
現在の姜正浩に考えられる選択肢としてはビザ発給を待ってメジャーリーグ復帰を目指すか、または韓国球界復帰がある。このような状況に対し韓国メディア『OSEN』では「メジャーリーグの各球団は姜正浩のことを既に戦力外としてみている。以前は日本球界入りの可能性も示唆されたが、ほぼすべてのチームが外国人選手の補強を終わらせた。となると残りは韓国、彼の古巣のネクセンヒーローズしかないのではないか」と報じている。
しかし、ネクセンに復帰したとしても飲酒運転の処分を避けることはできず、シーズンに大きな影響があることは明らかだ。また、ネクセン球団関係者も「彼はまだパイレーツの選手だからコメントすることは適切ではない」としながらも姜正浩からは何も連絡はないと話している。
メジャーリーグのスプリングトレーニング開始も迫る中、姜正浩は自主トレを行っているというが、厳しい日々が続いている。『OSEN』では2月中には去就が決まるだろうと予想しているが、果たして実現するだろうか。
(苅田俊秀 / Toshihide Karita)