“背水”の日ハム斎藤佑に栗山監督「ものすごくいいとは言わないけど…」
大田相手にフリー打撃登板「悪くないなあという感じ」
日本ハムのアリゾナキャンプは8日(日本時間9日)に第2クール4日目を迎え、斎藤佑樹投手がフリー打撃に登板した。栗山英樹監督は「悪くない」と評している。
大田を相手に投げた背番号「1」について、指揮官は「まあまあ悪くないなあという感じだなあ」と一定の評価を与えた。1日(同2日)には、チーム一番乗りでブルペン入りするなど、今季への意気込みは十分の右腕。栗山監督は「まあ、ものすごくいいとは言わないけれど、ずっと去年の秋からいいものが、いい形でこう変な力みが出てるなという感じがしていたものが、安定してきたなあと…」とも話した。
プロ7年目の昨季は6試合に投げ、1勝3敗、防御率6.75。2013年以降の5シーズンで計4勝(9敗)に終わっている。オフはトレーナーのケビン山崎氏が斎藤用にアレンジしたトレーニングを行い、体を強化。キャンプ前からブルペン入りするなど、休まずに体を動かし、準備を続けてきた。
10日(同11日)には韓国・KTとの練習試合に登板予定。開幕ローテ入りを目指し、指揮官へのアピールを続けていく。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)