ダルビッシュのカブス入り合意に元女房役歓喜 WS制覇に「年俸の半分を賭ける」
レンジャーズ時代に相性の良さを誇ったジメネス、カブスで再びタッグ結成か
元女房役がダルビッシュ有投手と再びタッグを結成するチャンスを手にし、歓喜のコメントを残している。カブスの球団公式サイトが伝えている。
今オフ、ドジャースからフリーエージェント(FA)となっていた右腕は10日(日本時間11日)、カブスと6年1億2600万ドル(約137億円)で契約合意に至ったことが報じられた。出来高を含めると最大で1億5000万ドル(約163億2000万円)の契約で、ダルビッシュは2年後にオプトアウト(契約破棄)する権利を保持しているという。
これを受け、カブスの球団公式サイトは「ジメネスがダルビッシュとの再結成に興奮」との見出しで記事を掲載。レンジャーズ時代にタッグを組み、相性の良さを見せたクリス・ジメネス捕手が歓喜した様子を伝えた。
今季でメジャー10年目を迎えるジメネスはレンジャーズを去った後、インディアンス、ツインズと所属し、今オフにカブスとマイナー契約。そんな35歳はこの日、代理人から「君たち2人で計1億2730万ドルを獲得したんだ」と祝福の電話を受けたという。記事ではジメネスが開幕ロースター入りを果たした場合に127万5000ドルを得ることを紹介しており、同捕手は「もしここに来たら僕たちはワールドシリーズを制覇できるだろうと彼に言ったんだ」、「『年俸の半分を賭けるよ。でも優勝したら2倍にして戻してくれよ』と言ったんだ」と明かしている。
ジメネス自身はダルビッシュがこの約束を守るかどうかは定かではないというが、再びともにプレーすることを待ち望んでいるという。2年前にワールドシリーズを制するなど3年連続でプレーオフに進出しているカブス。ジメネスもダルビッシュが加わることで世界一に向けて大きな自信を得ているようだ。
(Full-Count編集部)