ホークス東浜が“実戦モード”155球! コーチ太鼓判「手元でグッと来ていた」
東浜「いろんな想定で投げられたし、内容は濃かった」
ソフトバンクの東浜巨が13日、ブルペンで“実戦モード”の投球を披露。100球を超えてから捕手にサインを出してもらい、高村投手コーチを打席に打立たせて55球を投げ込んだ。
ブルペンでいつも通りに投げ込んでいた東浜が、球を受けていた九鬼隆平に声をかけた。指の1本ずつ立てながら「これがストレート、これがカーブ」と即席のサイン決めだ。
その後は高村コーチに左右の打席に立ってもらい、ボールカウントや走者のあるなしを想定しながら丁寧に投げていった。途中で捕手が変わって実戦モードは変わることなく続いた。「100球いってからサインを出してもらおうと思っていた。いろんな想定で投げられたし、今日の内容は濃かったと思う」。
「まだまだ改善していくところはある」と常に高いレベルを求めるのもシーズンで打者を「より抑えるため」だと語る。捕手にサインを出してもらいながら「全球種を投げた。まだバラバラですけどね」という東浜だが「順調にきていると思います」と第3クールまでの投球を振り返る。
打席で球を見た高村コーチも「手元でグッと来ていた。順調に来ている」と太鼓判を押した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)