“解体”マーリンズのリーダー、元同僚の移籍志願を「尊重」も「僕ならしない」
元同僚の移籍志願に「傷ついた」が…「彼らのことが大好き」
「僕にとって、少し極端だったんだ、彼らがやったことを考えるとね。だから、僕は傷ついたんだ。みんな自分の意思を貫いて、トレードやどこでプレーしたいか、どこに移籍したいかを考えた」
ヤンキース時代には、7月からの半シーズンではあったものの、現役最終年のジーター氏とともにプレーしたプラド。二遊間、三遊間を組んだ試合もあった。ジーター氏がオーナー、最高経営責任者(CEO)として行う“改革“には反発の声が強まっているが、その人間性、カリスマ性をプラドはよく知っているだけに、信じているのかもしれない。
もっとも、プラドは信頼関係を築いてきた元チームメートたちを責めているわけではないという。移籍していった選手たちの決断を「尊重する」と記事の中で言及。そして、「非難するつもりはないんだ。彼らのことが大好きだし、寂しくなるよ」とも話している。
昨年まで所属したイチロー外野手を慕うジャスティン・ボーア内野手も残留を望む理由を明かし、当初は移籍を志願していると伝えられていたスターリン・カストロ内野手もマーリンズで若手の手本としてプレーする考えを示した。プラドも高給取りのため、放出の噂は絶えない。ただ、“マーリンズ愛”を持つチームリーダーは、マイアミでチーム再建に力を尽くす覚悟を持っているようだ。
(Full-Count編集部)