滑りやすいメジャー球にどう対応? 大谷翔平が語る“慎重さ”と“鈍感力”
「必ずしも完全な状態になってから投げる必要はない」―
「鎌ケ谷と投げていた時とまた感覚が違っていたりとか、湿度の関係で違ってきたりするので、投げて1球1球丁寧に投げながら、どういうフィーリングなのか確かめていく必要がある」という慎重さと同時に、「繊細になりすぎずに。そういう感覚も必要だと思っている」と、時には“鈍感力”を大切にしながら徐々に適応していくつもりだ。
この日のブルペン投球について「内容的にまだまだこれから上げていく必要がある」と話したが、ここで完璧に仕上げてからフリー打撃登板や実戦登板に移るわけではない。
何よりも大切なのは実戦でいかにアウトを取れるか。「必ずしも完全な状態になってから投げる必要はないと思っている。実戦の中で慣れていったり、もっとよくなったり、ということもある」と、少しずつステップを踏みながら最終的な調整を行う。
早ければ、野手が合流する19日(同20日)にもフリー打撃での登板が見込まれる右腕。プホルス内野手やトラウト外野手など並み居る強打者と対戦しながら学ぶことも多そうだ。
(Full-Count編集部)