ひそかに寄せる期待の表れ? 「監督と同じ」背番号の選手たち

鷹・工藤監督の「47」を背負う2015年ドラ1右腕

【千葉ロッテ・井口資仁監督の「7」】
〇鈴木大地内野手(143試合132安打11本塁打52打点 打率.260)

 井口監督自身が現役時代の「6」をそのまま着用して指揮を執るため、今回は福岡ダイエー時代の「7」とした。これをつけているのは、昨季も全試合に出場し、自身初の2桁本塁打、そしてゴールデングラブ賞を受賞した鈴木。今季は三塁に転向することとなったが、変わらぬキャプテンシーと熱いプレーで、チームを引っ張っていってくれることだろう。

【オリックス・福良淳一監督の「1」】
〇中島宏之内野手(124試合123安打9本塁打49打点 打率.285)

 2015年からオリックスでプレーしている中島。西武時代になじみの深い「3」は安達了一内野手が着用していたため、背番号「1」となった。昨季はパ・リーグのシーズン打率トップ10に入るなど、日本球界復帰後から着実に成績を上げてきている。今季もチームを引っ張る活躍を見せてほしい。

【福岡ソフトバンク・工藤公康監督の「47」】
〇高橋純平投手(1試合0勝0敗 防御率12.00)

「47」をつけているのは、2015年ドラフト1位の高橋純投手だ。2年目の昨年は、念願の1軍初登板を経験した。結果は3イニングスを投げて4失点とほろ苦いものになったが、これを糧に今季のさらなる飛躍が期待される。

 現役時代に長く背負った背番号なら、愛着もあるはずである。自分が指揮するチームにその番号をつけている選手がいるのならば、活躍してくれるに越したことはないだろう。自らが与えたわけではないとしても、ひそかに期待を抱くようなこともあるのかもしれない。そんなことを想像しながら彼らの活躍を見てみるのも、面白いのではないだろうか。

【動画】ホークスの背番号「47」 高橋純平がノビのある直球でプロ初奪三振!

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