イチロー、メキシコメディアの右翼特集に“別枠”登場「どうして忘れられるか」
「開幕戦最高の右翼手」特集、「際立った偉人が名を連ねるポジション」
昨季限りでマーリンズと契約満了となったイチロー外野手は、メジャー各球団のスプリングトレーニングがスタートする中で、フリーエージェントとして新天地を探している。メキシコメディアでは、2018年開幕へ向けて右翼手の名手を特集する記事を掲載。2016年にメジャー史上30人目の通算3000安打の偉業を達成した44歳のイチローについては、「どうして忘れることができるのだろうか?」と紹介している。
「開幕戦最高の名手」と特集したのはメキシコメディア「24オラス」だった。今季のメジャーの右翼手を格付けした企画で、イチローは完全な“別枠”で登場する。
「右翼手は際立った偉人が名を連ねるポジションだ。タイガースの偉大なアル・ケーライン、もしくは最近3000安打達成の仲間入りを果たしたイチロー・スズキを誰が忘れることができようか? ファンに計り知れない喜びをバットでもたらしたフランク・ロビンソン、レジー・ジャクソン、トニー・グウィンのことを忘れることができようか?」
特集では、メジャーの歴史に名を残す右翼手のレジェンドとしてイチローが登場している。
ケーラインはタイガース一筋22年で「ミスター・タイガー」の異名で愛された名手。1955年に20歳でメジャー史上最年少首位打者に輝き、野球殿堂入りを果たしている。そして、1966年に3冠王に輝いたロビンソン、「ミスター・オクトーバー」と呼ばれたジャクソン、パドレス一筋で「ミスター・パドル」の愛称で知られたグウィンと、いずれも殿堂入りを果たしている。
イチローはメジャー史を彩ったレジェンドと並ぶ存在として、その名前が挙げられている。
一方で、現在の右翼手格付けでは、1位はナショナルズのブライス・ハーパー、2位はヤンキースのジャンカルロ・スタントン、3位はレッドソックスのムーキー・ベッツがそれぞれ選出された。
(Full-Count編集部)