「フリスビーの変化」「策略が抜群」“新同僚”たちが明かすダルビッシュの凄み
主砲も絶賛「彼は弱点に投げる術を知っている」
ヘイワードが強調したダルビッシュの“凄み”は、やはり球種の多さ。メジャーでは、日本人よりも球種を絞っている投手が多く、どのボールも一級品の右腕の強みとなっている。「打者としてはひとつの球種に絞りたいだ。通常はファストボール、それからすべてに反応していく。彼は多くの選択肢を持っている。だから推測するのは不可能なんだ」。もちろん、まずはファストボールが強烈であるということも大きな要素だ。
また、昨季レンジャーズに所属しているときは“粘り強さ”も話題に。得点圏に走者を置いた場面では相手打線を36打数無安打に抑え、球団記録を更新した。カブスの主砲アンソニー・リゾは「彼は弱点に投げる術を知っている。どのようにしたらコーナーに投げ続けることができるのかを理解している。彼の投球が待ちきれないよ」と記事の中で語っている。
対戦相手として、ダルビッシュの凄さを知るからこそ、新たなチームメートたちは加入を歓迎する。2年ぶりの世界一へ、先発ローテの軸として期待に応えたいところだ。
(Full-Count編集部)