京田が驚愕! 中日・松坂の“宝刀”スライダーに「尋常じゃない」「別格」
14スイングで2安打、ラストは会心の一発も…
昨年セ・リーグ新人王に輝いた中日の京田陽太内野手が21日、フリー打撃の打撃投手として登板した松坂大輔と初対戦した。スライダー、カットボールで3度空振りする場面もあり「今まで見たことないスライダー。尋常じゃない。別格です」と、松坂の“伝家の宝刀”に驚きの表情を見せていた。
昨季149安打を放ち、新人王に輝いた京田のバットが空を切った。松坂が投じた5球目。外角のボールゾーンから鋭く入ってきたスライダーに「変化球がキレっキレっでした。普通に空振りしました」と脱帽だ。左打者には“死角”となる内角低めのスライダー、カットボールに手も足も出ず、2球連続での空振りも喫し「グッと、ぐわっ、とくるスライダー。今まで見た感じではないです」と興奮気味に対戦を振り返った。
全23球中14スイングで安打は2本。ラスト1球では139キロの真ん中直球を右中間スタンドへ放り込んだが「あれは松坂さんの優しさでしょう」と苦笑い。高校、プロ野球、メジャーと数々の伝説を作ってきた右腕との対戦に「スーパースターですから。ずっとテレビでの中で見ていたので。対戦できたことは僕の野球人生にとって貴重な経験になりました」と目を輝かせていた。
(Full-Count編集部)