故・星野仙一氏が見つけた楽天2次キャンプ地・金武町

「タコライス」発祥の地としても知られる金武町

 2次キャンプでは2日に1日程度、練習試合が組まれている。実戦にウエイトを置いたスケジュールだ。今年から正式に2次キャンプとなったことで、訪れるファンも増え、出店も増えた。

 昨年までは軽トラの屋台が出ていただけだったが、今年は常設の店も出て賑わい感が出てきた。

 金武町は「タコライス」発祥の地としても知られている。メキシコ料理のタコスの具材をご飯にかけたもの。1984年に金武町で誕生したと言われる。

 昨年までは、お隣、宜野座村で行われている阪神キャンプに「金武町のタコライス」として出店、人気を呼んでいた。その店をはじめ、数店舗がタコライスを販売している。スパイシーで食べやすいタコライス、食べ比べをするのもいいかもしれない。

 那覇市などの都市部の春季キャンプとは異なり、楽天2次キャンプは、牧歌的な風景の中で行われている。選手とともにリラックスできそうな春季キャンプだ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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