“卍の敷田”もビックリ? もはや「ダンス」のストライクコールが話題
MLBのスペイン語公式ツイッターが動画を公開「本物の、スペシャルなダンス」
野球を彩る数々の要素。投手、野手、球場、そしてファン…。筋書きのないドラマを描く中で、時としてクローズアップされる存在が、審判員である。称賛されることは少なく、話題に上がるのは、際どい判定に対しての批判的な声が多いだろう。それでも、試合に欠かせぬ存在であり、また近年、オリジナリティ溢れる審判にも注目が集まるようになっている。
NPBでよく知られているのは、敷田直人審判員と、白井一行審判員の2人だろう。敷田審判員といえば、その代名詞となっているのが「卍(まんじ)」のポーズ。見逃し三振の際に、中腰の体制から片方の手を下から突き上げ、逆の手は上後方に引き上げるというもの。プロ野球ファンだけでなく、選手の間でも、あまりにも有名になった。
白井審判員は独特のストライクコールの“声”が独特。甲高く、そして大きいコールは球場中に響き渡る。テレビ中継で見ていても聞き取れるほどの声量は、驚異的である。
そんな、プロ野球界の“名物審判員”となった2人をも、遥かに凌駕する強烈なアンパイアを、MLBのスペイン語公式ツイッターが動画で紹介して衝撃を与えている。
この動画で登場するアンパイアは、まず打者が見逃し三振となると、主審はまず両手を交互に前後させ、華麗なステップを披露。さらに、クルッと1回転のターンを決めた後に、豪快に右拳を振り抜き「ストライクアウト」を宣告している。
これにはMLBのスペイン語公式ツイッターも「本物の、そしてスペシャルなダンス。1から10まで、あなたはこの審判に何点を付ける?」とツイートしており、その衝撃の大きさを物語っている。