元阪神・呉昇桓、ブルージェイズと1年契約で合意 ブルペン強化へ期待の声
呉昇桓がブルージェイズと契約合意、複数メディアが伝える
元阪神の呉昇桓投手がブルージェイズと契約合意に達したと、25日(日本時間26日)に複数の現地メディアが伝えた。これを受け、ブルージェイズの球団公式サイトでは契約が正式に決まれば、守護神ロベルト・オスーナにつなぐブルペン陣の助けになると伝えている。
韓国人右腕は昨季までカージナルスでセットアッパーや守護神を担い、2シーズンプレー。2年目は防御率4.10と成績を落としたものの、通算138登板で7勝9敗、21ホールド、39セーブ、防御率2.85の記録を残した。
フリーエージェント(FA)となった今オフは当初レンジャーズとの契約合意が報じられたが、身体検査の結果、白紙に。そして今回、米メディア「ファンラグスポーツ」がブルージェイズと契約合意に達したことを速報した。身体検査を待っている段階と伝えられており、カナダの地元メディア「スポーツネット」は1年200万ドルの契約で、2019年のベスティング・オプション(一定の条件を満たせば自動的に契約が延長されるシステム)が盛り込まれていることを伝えている。
ブルージェイズの球団公式サイトでも、契約合意が報じられたことをレポート。球団側はまだ認めていないとしたものの、正式に決まれば、守護神オスーナへとつなぐ役割を担う見通しを伝えた。23歳のオスーナはメジャーデビュー3年で95セーブを挙げ、昨季は39セーブを記録。呉は無事、正式契約に至り、「勝利の方程式」に加われるか。
(Full-Count編集部)