飛躍期待の新星も…データから占う今季本塁打王候補、セパ本命は?

西武・山川穂高【写真:編集部】
西武・山川穂高【写真:編集部】

昨季はデスパ&ゲレーロ、今季の本塁打王はどの選手に?

 昨年の本塁打王は、パ・リーグがデスパイネ(ソフトバンク)、セ・リーグがゲレーロ(中日、現・巨人)だった。シーズン開幕まで1か月、今季の本塁打王をデータから占おう。

 2017年に100打席以上立った打者の本塁打率(打数÷本塁打)、上位20傑は以下の通り。

パ・リーグ
1山川穂高(西)10.52 (242打数23本)
2デスパイネ(ソ)13.66(478打数35本)
3マレーロ(オ)14.15(283打数20本)
4柳田悠岐(ソ)14.45(448打数31本)
5ペーニャ(ロ)14.60(219打数15本)
6ロメロ(オ)15.00(390打数26本)
7中村剛也(西)15.37(415打数27本)
8レアード(日)15.72(503打数32本)
9T-岡田(オ)16.26(504打数31本)
10ウィーラー(楽)17.48(542打数31本)
11ペゲーロ(楽)17.81(463打数26本)
12アマダー(楽)18.13(417打数23本)
13メヒア(西)18.16(345打数19本)
14吉田正尚(オ)19.00(228打数12本)
15横尾俊建(日)19.14(134打数7本)
16川島慶三(ソ)22.00(110打数5本)
17松田宣浩(ソ)22.13(531打数24本)
18内川聖一(ソ)22.17(266打数12本)
19秋山翔吾(西)23.00(575打数25本)
20茂木栄五郎(楽)23.41(398打数17本)

 昨年後半、西武打線を引っ張った山川穂高が10.52で断トツ。山川は昨年242打数だったが、400打数なら38本でデスパイネを抜く計算となる。また、本塁打王デスパイネが2位、マレーロが3位。昨年、ロッテに途中加入したペーニャは5位の本塁打率だったが、ロッテは新外国人のドミンゲスを獲得し、ペーニャと契約しなかった。元本塁打王の中村剛也、メヒア、レアードらは、本塁打率がやや落ちている。

 若手では日本ハムの横尾に注目。体型的には177センチ、93キロと山川、中村剛也らに近い。早くも「おにぎり君」というあだ名も付く。本塁打を量産すれば人気が上がるだろう。

昨季1軍ビューを飾り、インパクト残した広島バティスタ

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