飛躍期待の新星も…データから占う今季本塁打王候補、セパ本命は?

昨季1軍デビューを飾り、インパクト残した広島バティスタ

 以下はセ・リーグ。

1バティスタ(広)11.36(125打数11本)
2エルドレッド(広)12.74(344打数27本)
3ゲレーロ(中)13.40(469打数35本)
4バレンティン(ヤ)13.91(445打数32本)
5福田永将(中)16.61(299打数18本)
6鈴木誠也(広)16.81(437打数26本)
7筒香嘉智(De)17.96(503打数28本)
8ビシエド(中)18.44(332打数18本)
9ロペス(De)18.97(569打数30本)
10中谷将大(神)20.55(411打数20本)
11山田哲人(ヤ)21.92(526打数24本)
12丸佳浩(広)24.17(556打数23本)
13梶谷隆幸(De)24.33(511打数21本)
14福留孝介(神)24.50(441打数18本)
15ロジャース(神)24.60(123打数5本)
16松山竜平(広)25.00(350打数14本)
17糸井嘉男(神)25.12(427打数17本)
18新井貴浩(広)27.00(243打数9本)
19村田修一(巨)27.214(381打数14本)
20大山悠輔(神)28.29(198打数7本)

 こちらも昨年途中からブレークした選手が1位。カープ・アカデミー出身で、昨年開幕時は育成だったバティスタだ。出場機会が増えれば、彼も有力候補だ。

 2位も広島の外国人選手、エルドレッド。こちらは本塁打王も獲得した実力派だが、37歳の松坂世代。故障が多くなっている。しかし契約最終年でもあり奮起するだろう。

 3位が本塁打王のゲレーロ。今年は巨人に移籍した。ナゴヤドームよりも本塁打が出やすいと言われる東京ドームを本拠として、どれだけ本塁打が増えるか。4位に60本塁打のNPB記録を持つバレンティン。5位には、これも昨年後半に活躍した中日の福田。昨年8月に怪我で戦線離脱した鈴木誠也がこれに続く。

 この顔ぶれに加え、阪神ロサリオら長打自慢の新外国人選手にも注目したいが、本塁打王の本命候補は、パは西武の山川穂高、セは東京ドームを本拠とし、本塁打率アップが望めるゲレーロではないか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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