新天地デビュー間近のダルビッシュ、名将マドン監督は「15~20勝」期待!?
カブス加入のダルビッシュ、2日のロッキーズ戦でOP戦初登板へ
今季カブスと6年の大型契約を結んだダルビッシュ有投手。今オフのFA市場の目玉として加入した日本人右腕に名将ジョー・マドン監督が大きな期待を寄せている。地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版が伝えている。
1日(日本時間2日)のロッキーズ戦でオープン戦初登板に挑む見通しのダルビッシュ。レンジャーズ、ドジャースに続き自身メジャー3球団目となる新天地でどのような第一歩を踏み出すのか、その投球に現地メディアも熱視線を注いでいる。
そんな中、地元紙は「ユウ・ダルビッシュがローテーション内での役割にゆっくり慣れていくことをカブスは望んでいる」との見出しで記事を掲載。登板前日の2月28日(同3月1日)にマドン監督が新加入の右腕について「出来れば15勝~20勝してほしい」と冗談交じりに語ったことを伝えており、「クラブハウスの雰囲気がよくなる。もし彼が登板してその能力通りに(投球)できれば、説得力も出てくるだろう」とも語っている。
また同紙はダルビッシュがレスター、ヘンドリクスに続き開幕3番手として登板することもレポート。これにより、カブスでの初公式戦は3月31日(同4月1日)の敵地マーリンズ戦となる。指揮官は記事の中で「ユウに3番手を任すのはいいことだと思う」とし、「少しリラックスさせて臨ませたい」と3番手で起用する意図を語っている。
ドジャースの一員として臨んだ昨季のワールドシリーズではアストロズ相手に悔しい登板も経験した右腕。今季はカブスをメジャーの頂点へ導く投球を見せられるか。
(Full-Count編集部)