昨季2桁勝利なしの背番号「18」 各球団の最多勝投手が背負った番号は?
12球団の昨季最多勝利投手の背番号は…
では、各球団の昨シーズン最多勝投手の背番号は何番なのだろうか。
○パ・リーグ
「16」東浜巨(ソ)16勝5敗
「16」菊池雄星(西)16勝6敗
「14」則本昂大(楽)15勝7敗
「19」金子千尋(オ)12勝8敗
「16」有原航平(日)10勝13敗
「64」二木康太(ロ)7勝9敗
○セ・リーグ
「23」薮田和樹(広)15勝3敗
「46」秋山拓巳(神)12勝6敗
「21」今永昇太(De)11勝7敗
「19」菅野智之(巨)17勝5敗
「16」又吉克樹(中)8勝3敗
「29」小川泰弘(ヤ)8勝7敗
昨年の各球団最多勝は、すべて「18」以外の背番号だった。「16」「19」が多いのは、入団時に「18」をすでに先輩投手がつけていたため、若手有望投手がそれに次ぐ背番号を与えられたという経緯が予想される。「64」の二木、「46」の秋山などは、今後続けて活躍すれば、若い背番号に変更される可能性があるだろう。
中には、現ソフトバンク監督の工藤公康のように活躍しても入団時につけた「47」にこだわり続けた投手もいる。投手によっては、個人的にこだわりがある背番号を持つ場合もある。
エースナンバー「18」は球団の“期待値”を表す背番号とも言える。松坂大輔や田中将大などのようにエースナンバーにふさわしい活躍をした投手もいるが、そうでなかった投手もいる。
今季の「18」の選手は、期待に応えることができるだろうか?
(広尾晃 / Koh Hiroo)