大谷に「DH」空ける? 600発プホルスが胸中吐露「誰も何も話してくれない」

近年は一塁での出場が激減も、本人は「ノー・リミット」

 一方、守備については「毎年一塁を守る準備をしているんだ。だから、なぜみんながそのことについて騒ぎたてるのかがわからないよ。自分が一塁の守り方を学ばないといけない、という感じでね。笑ってしまうよ」と、問題がないことを強調。「過去数年は思うようにトレーニングができなかったんだ。手術もあったからね。今は、ノー・リミットさ」と語っているという。

 エンゼルスは大谷の二刀流起用に向け、6人ローテを模索。一方、DHで起用するためにプホルスの一塁起用を増やしていく必要がある。38歳は2006年、2010年にゴールドグラブ賞を受賞しているものの、カージナルスからエンゼルスに移籍した2012年以降、DHでの出場が増加。一塁での出場は2015年は96試合、2016年は28試合、2017年は6試合と減少している。しかし、本人は一塁を守ることを前向きにとらえているようだ。

 メジャー歴代7位の614本塁打、同9位の1918打点を誇るプホルスは昨季も23発、101打点を記録しており、チームの主軸を担う存在。そんな38歳が再び一塁での出場を増やしていくのか。ソーシア監督も記事の中で「彼は我々がラインアップに柔軟性を得るのに一塁手として十分プレーできる。そして毎試合、より多くの選択肢を与えてくれる」と期待を寄せており、今後の起用法が注目される。

(Full-Count編集部)

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