イチロー、マリナーズと「明日にも契約」と米記者に明かす 身体検査も通過
米複数メディアが合意間近と報じる「シアトル復帰にもの凄くワクワクしている」
マーリンズからフリーエージェント(FA)となっていたイチロー外野手が、古巣マリナーズとの1年契約に合意間近だと5日(日本時間6日)に米複数メディアが伝えた。米ヤフースポーツの記者は、身体検査を終えて6日(同7日)に契約するとイチロー本人が述べたとレポートしている。
この日、米国を駆け巡ったイチロー合意間近のニュース。これを受けて、ヤフースポーツのジョーダン・シュルツ記者はツイッターで「もう一つフィジカル(検査)が残っていて(たった今それを受けている最中である)、そしてマリナーズと1年契約を結ぶ、と44歳のイチロー・スズキは私に伝えた。彼にとって、全てが始まったシアトルに戻ること以上に幸せな事なんて他にはないのだ」と本人に取材した内容を紹介した。
続けて、シュルツ記者は「マリナーズとの身体検査を通過後に明日、球団と契約を結ぶかもしれない、とイチロー・スズキは私に伝えた。彼はシアトルに復帰することにもの凄くワクワクしている」とツイート。あとは正式にサインするのを待つのみという状況のようだ。
イチローは2001年にオリックスからマリナーズに移籍。1年目からMVP、新人王、首位打者、盗塁王など数々のタイトルを獲得すると、その後、10年連続でシーズン200安打、オールスター出場、ゴールドグラブ賞受賞を達成。2004年にはメジャー記録を塗り替えるシーズン262安打をマークした。2012年のシーズン途中にヤンキースへトレードで移籍しており、6年ぶりの古巣復帰を果たすことになる。
今オフはFA市場の動きが遅く、まだ多くの選手が未契約のまま。44歳のベテランには厳しい状況となっていたが、メジャーでの現役続行に向けて変わらずにトレーニングを続ける様子が、米メディアなどでも伝えられていた。無事に契約に至れば、メジャー18年目のシーズンを迎えることになる。
(Full-Count編集部)