鷹・千賀が10日ロッテ戦に先発 侍で見せた6連続三振は「内容は良くない」
8日はファーム施設のブルペンで100球「いいとき、悪いときがハッキリ」
ソフトバンクの千賀滉大投手が、ファーム本拠地「タマホームスタジアム筑後」で10日に行われるロッテとのオープン戦に先発する。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として臨んだ「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 日本vsオーストラリア」では、3日の試合に先発。2回を投げてパーフェクト、6者連続三振の快投から、中6日でマウンドに上がる。
8日にファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で行われた投手練習では、ブルペンに入って100球を投げ込んだ右腕。「フォームのバランスの確認。しっくり来るときと、来ないときの差が激しい。そこを突き詰めていけたらと思います」という。
6連続三振という衝撃の投球を見せた3日のオーストラリア戦での投球についても「そうでもない。結果はいいですけど、内容はいい感じではない。今日もですけど、いいときと悪いときがハッキリしている。自分の思うところに近づいていけるようにやっていきます」と、まだまだ状態には納得がいっていない様子だ。
10日のロッテ戦は、オープン戦とはいえ、タマスタ筑後で初めて行われる1軍の試合。千賀は3回60球程度を投げる予定だ。「(タマスタでは)1回も放ったことはないですね。頑張ります。気持ちは普通です。いつも通り投げるだけです」。初の開幕投手を託されている千賀。ここから、もう1段、もう2段、状態を上げていく。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)