イチロー古巣で始動「気持ちいい」 体調に自信「今日プレーしろと言われればできる」
自身メジャー18年目へ始動、古巣キャンプに「景色はそんなに変わらない」
マリナーズに復帰したイチロー外野手が8日(日本時間9日)、古巣での第一歩をスタートさせた。前日7日(同8日)に入団会見に続き、この日は練習に初合流。守備練習や打撃練習をこなし、「色んなことは変わりましたけど、景色はそんなに変わらないですね。居心地というか気持ちいいですね」と充実した表情を浮かべた。
この日、イチローは米アリゾナ州ピオリアにあるキャンプ施設でメジャー18年目のキャンプを迎えた。マリナーズのジャージーに身を包み、午後3時過ぎからストレッチ、守備練習、打撃練習をこなしていった。打撃練習では6セットで計38スイングし、柵越えも1本。ファンから拍手が沸き起こる場面もあった。
練習を終えたイチローは「違和感なく入れた? だいぶ変わりましたけどね、ロッカーも。いろんなことは変わりましたけど景色はそんなに変わらないですね。居心地というか気持ちいいですね」と語り、温かく迎え入れた古巣やファンについて「昨日から人の温かみしか感じていない。ありがたいことで」と感謝の言葉を口にした。
またスコット・サービス監督が4、5日で実戦に起用する見通しを語ったことについては「今日プレーしろと言われればできますよ。できるというのは(打席に)立つ状態にはある」と話し、コンディションに自信をのぞかせていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)