オリ山岡が6回零封 福良監督「全ての面で順調」「2桁は勝ってもらわないと」
最速148キロをマーク、得点圏に走者を背負っても粘りの投球
オリックスの山岡泰輔投手が11日、西武とのオープン戦(ほっと神戸)に先発し6回4安打無失点の好投を見せた。得点圏に走者を背負っても西武打線に得点を許さなかった右腕は「もう少し、修正したい部分はあるが、ある程度、仕上がってきている」と手応えを口にした。すでに開幕ローテ入りが内定し、順調にいけば開幕3戦目となる4月1日のソフトバンク戦に先発する。
最速148キロの直球を軸に、新たに取り組んでいるカットボール、縦横2種類のスライダーと全球種を駆使し打者をねじ伏せた。3回までは一人の走者も許さない圧巻の投球内容。4回に無死一、二塁、そして5回には1死一、二塁のピンチを招いたが要所を締め無失点。内角を突く強気の投球に「インコースに攻めれば、外角の逃げるボールが有効になる」と自信を見せる。
今後は18日のDeNA戦(京セラドーム)、25日の阪神戦(京セラドーム)のオープン戦2試合に先発し、自身の開幕となる4月1日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を迎える予定だ。順調な調整を見せる右腕に福良監督は「ボールのキレ、コントロール、全ての面で順調です。やっぱり2桁は勝ってもらわないと」と期待を込めた。
ルーキーイヤーの昨年は24試合に登板し8勝11敗、防御率3.74。2年目を迎える今シーズンで昨年以上の活躍が期待される右腕は「チームが優勝することが自分の中での目標。優勝できるぐらい貯金があればいい」と力を込めた。
(Full-Count編集部)