本命は鷹&広島、対抗馬は…岩村明憲氏が予想するセパ、古巣燕は「投手次第」
岩村明憲氏が予想する2018年ペナントレース、注目はDeNA外野手2人
3月に入り、プロ野球は開幕に向けオープン戦が行われている。昨シーズン、パ・リーグは2年ぶりにソフトバンクが制し、日本一も達成。一方、セ・リーグはレギュラーシーズン3位のDeNAがクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで同1位の広島を破る下剋上を遂げた。果たして今シーズンはどのような展開になるのか。ヤクルトで日本一を経験、メジャーでも3球団でプレーし、現在はBCリーグ福島ホープスで監督を務める岩村明憲氏に話を聞いた。
岩村氏は、パ・リーグの優勝候補にソフトバンクを挙げる。優勝を何度も経験していること、そして選手層の厚さから、今シーズンも間違いなく優勝争いをすると予想。キャンプの雰囲気が非常によかったことも理由の一つに挙げた。
「シーズン中はミスの助け合いも必要になってきますが、お互いの性格をわかっていれば、それが役に立ちます。お互いを知ることができるキャンプは大事な時間です。毎日同じメニューをこなし、辛い練習もありますが、ソフトバンクは明るく、さすがの雰囲気でした」
ただ、常勝チームにも課題はあると岩村氏は指摘する。内川聖一内野手や松田宣浩内野手の後に続く若手がいないことだ。