オルティス“伝説“の激怒→電話破壊シーンが改めて話題に「史上最高」「愉快」
2013年の伝説の場面をMLB公式が紹介、判定に激怒した大打者が…
元レッドソックスの大打者、デビッド・オルティス氏が球審の判定に激怒し、ダグアウトの電話をバットで破壊した衝撃のシーンがあらためて話題となっている。MLB公式サイトがインスタグラムで動画を公開し、ファンからは「なんてレジェンド」「史上最高」などと声が上がった。
2013年7月27日の敵地オリオールズ戦だった。オルティスは7回の打席でカウント3-0から投じられたボールを状態を起こして見送った。明らかに高く、地元テレビ局が画面に映し出したストライクゾーンからも完全に外れていたが、判定はストライク。四球だと思ったオルティスはすでにバットを放り投げており、納得のいかない表情で首を振った。
その後、フルカウントとなってから、オルティスは低めへの変化球で空振り三振。怒りは収まらず、ダグアウトに戻りながら球審と口論を繰り広げる。そして、ベンチに戻ってバットを振り回し、電話を何度も渾身の力で叩いて破壊。すぐ近くに座っていたペドロイアは、あまりの恐怖に頭を覆った。暴言も吐いたオルティスは退場処分に。ダグアウト前まで出てきて、再び球審に向かって暴言を吐いた大砲。放送禁止用語を連発したため、ダイジェスト動画では口元にモザイクがかけられた。
MLB公式サイトはインスタグラムでこの動画を紹介。きっかけは、11日未明から米国がサマータイムに入ったこと。時計を1時間進めるため、この日は睡眠時間が1時間減ることになる。そのため「睡眠時間を1時間失うことにみんなはどん感じているのだろうか?」との言葉を添え、人々の行き場のない“怒り”の気持ちをオルティスの動画を使って冗談交じりに紹介したというわけだ。
すると、メジャー通算541本塁打を放ち、背番号34がレッドソックスの永久欠番に制定された「ビッグパピ」の“名場面”に多くのファンが喜びの声を上げた。
「なんて大きな赤ん坊だ」
「確かに」
「最高だ」
「賛成だね!」
「なんてレジェンドだ」
「明らかに僕だ」
「ビッグパピは史上最高」
「ビッグパピは本当に愉快だ。これは最高だよ」
「彼は何でも粉々にしてしまう」
「なんてこった、彼は怒り狂っているね」
今となっては“笑い話“ともいえるオルティスの激怒シーンに癒やされた人も多かった様子。メジャー史に名を残す大打者のスケールの大きさは、やはり別格だ。