伸びる直球、キレすぎるスライダー…CY賞シャーザーがOP戦で圧巻の5回9K
MLB公式ツイッターは奪三振ショー公開
昨季3度目のサイ・ヤング賞に輝いたナショナルズのマックス・シャーザー投手が、13日(日本時間14日)のオープン戦メッツ戦で驚異的な投球を披露した。5回を投げて1安打無失点1四球で9奪三振。MLB公式サイトのツイッターも、圧巻の奪三振ショーを動画で公開している。
オープン戦4度目の登板となったシャーザーは、初回からエンジン全開。2者から三振を奪って3者凡退に抑えると、2回は2奪三振、3回は1奪三振を記録してパーフェクト投球を続けた。
4回は先頭ラガレスを三振に仕留めた後、ロサリオに初ヒットとなる二塁打を許し、フレイジャーを歩かせるなど2死一、三塁のピンチに。しかし、フローレスは空振り三振。5回も2Kと最後まで快投を続け、マウンドを降りた。
伸びのある直球に曲がりすぎるスライダーやチェンジアップ。メッツ打線を翻弄する様子を動画にまとめたMLB公式ツイッターは「マックス・シャーザーに、これはただのスプリングトレーニングだとは伝えるなよ」との文言を添えた。すでにシーズン中のようなキレキレの投球は、まさに圧巻の一言だった。
今季もクレイトン・カーショー(ドジャース)とともにサイ・ヤング賞の筆頭候補となる右腕。開幕へ、準備万端のようだ。