曲がりすぎるスライダー!? “究極のバックドア”に騒然「魔法」「ヤバイ」
外角からストライクゾーンに急激に変化、MLB公式ツイッターも動画で紹介
レイズのベテラン右腕が投じたスライダーが「魔球」と絶賛されている。31歳の中継ぎ、チャズ・ロー。決して華やかなキャリアを持つ選手ではないが、13日(日本時間14日)のオープン戦フィリーズ戦で投じた1球が話題となり、MLB公式サイトもツイッターで動画を紹介している。
5回2死走者なしの場面。前の打者を迎えたところでマウンドに上がり、右飛に仕留めていたローは、続く左打者のアンドリュー・ナップを追い込むと、スライダーを投じた。右手から放たれたボールは、外角に外れるかと思われたが、急激に変化。最後は真ん中高めへと決まり、“究極のバックドア”となった。
ボールになると思っていたのか、ナップも全く反応できず。MLB公式サイトがツイッターで「魔法を信じますか?」とこの動画を投稿すると、驚きを隠せないファンからのコメントが続々と集まった。
「Yes」
「どんだけなんだ!」
「もちろん、信じてるよ」
「3回見たけど、未だに自分の見たものが信じられないよ。Wow!」
「このトライアルボールが欲しくなるね」
「ちょっと待ってくれ、これはビデオゲームから出てきたものだよ」
「そんなのあり得るわけがないんだ」
「あれは人間ではないね」
「ヤバいね!」
「打つのが簡単なんて、誰が言ったんだ?」
2013年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューしたローは、ヤンキース、オリオールズ、ブレーブス、そしてレイズと渡り歩いているが、すべて救援で102試合に登板し、7勝2敗9ホールド、防御率3.91。31歳とすでにベテランの域に差しかかっているものの、この「魔球」があれば、これからブレークするかもしれない。