ロッテ・オルモス、4回1失点も…井口監督は「良かったのか、悪かったのか」
3回8失点の前回登板からは改善、OP戦登板は「もう1回ぐらいはある」
ロッテの新外国人左腕で、「幕張のジョニー・デップ」ことエドガー・オルモス投手が14日、ZOZOマリンでのオリックス戦にオープン戦2度目の先発を果たし、4イニングを投げた。
前回7日の巨人戦は3回8失点。5安打4四死球の内容に、試合前の井口監督は「今日はどんなピッチングをするか楽しみだが、前回と同じなら下で調整してもらう。みんな先発枠を争っている。外国人でも競争」と内容次第では2軍落ちを示唆していただけに注目のマウンドになった。
結果は4回49球で1失点。3回までは巨人戦で全く入らなかったカーブでストライクがとれ、無安打投球で簡単に抑えた。しかし、4回1死から吉田正を歩かせ走者を背負うと、制球が甘くなり、中島、武田に連打で満塁。安達を歩かせ押し出しで先制点を献上した。
後続を何とか遊ゴロ併殺に仕留めて最小失点にとどめたが、井口監督は「良かったんだか、悪かったんだかよくわからない」と苦笑いで、「ボール球をみんな振ってくれたんで、助かった投球になった。もう1回ぐらいはある」と再テストを示唆した。
「100%ではないが、カーブでストライクがとれたのが一番の収穫。4回は投げ急いでしまった。一番大事なことはストライクゾーンで勝負すること」とオルモス。まずは制球力アップが開幕までの大きな課題になる。