中日松坂、ヤフオクDで元同僚らと談笑 遠投で調整「課題はストレート」

ソフトバンク・工藤監督に挨拶を交わす中日・松坂大輔【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督に挨拶を交わす中日・松坂大輔【写真:藤浦一都】

登板予定はなしも遠征に帯同、3年間過ごした福岡に

 中日の松坂大輔投手が、昨季まで3年間を過ごしたソフトバンクの本拠地ヤフオクドームに戻ってきた。20日、敵地で行われたオープン戦。この2連戦での登板予定はない右腕だが、新天地の遠征時の流れなどを確認する狙いもあって、遠征に帯同し、練習に汗を流した。

 ヤフオクドームのグラウンドに姿を見せると、報道陣から一斉にシャッターを切られ、変わらずの注目度の高さを感じさせた松坂。まず本多雄一がストレッチ中の松坂に駆け寄り挨拶。その後、工藤公康監督がグラウンドに姿を見せると、松坂が駆け寄って言葉を交わした。その後も去年までのチームメートやコーチ陣と談笑する姿があった。

 試合前の練習ではキャッチボールを終えると、一度、ロッカーへと戻り、スパイクに履き替えて再びグラウンドへ。森繁和監督が背後から見つめる中で、三塁ベース後方から一塁方向に向け、助走をつけての遠投を繰り返し「今の、というかずっとですけど、課題はストレートの強さ。もう少し強いストレートを投げられるように、いいイメージを付けられるようにしたいなと」と語った。

 次回の登板は、3月25日のロッテ戦(ナゴヤD)が有力。オープン戦最後の登板に向けて、試行錯誤を繰り返していく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

CATEGORY