オリT-岡田が1軍生き残りを懸けOP戦ラスト3試合へ 福良監督「競争、そこは」
ここまで3試合に出場し7打数0安打、打率.000
オリックスのT-岡田外野手が1軍生き残りを懸け、勝負の3連戦に挑むことになった。21日、広島とのオープン戦(マツダスタジアム)が雨天中止となり、チームは室内練習場で打撃練習などを行い調整した。
ここまでオープン戦3試合に出場し7打数0安打1打点、打率.000と苦しむ和製大砲に福良監督は「去年打っているからとか関係ない。競争、そこは。3試合で見せなかったら…」と、23日から始まる阪神3連戦の結果次第で2軍降格も示唆した。
昨季はチームで唯一となる全試合出場を果たし、打率.266、31本塁打をマークしたチームの顔にも容赦はなかった。春季キャンプで右脇腹を痛め、2軍調整を続け17日のDeNA戦(京セラドーム)で1軍復帰。だが、ここまでオープン戦3試合に出場し安打は0本と本来の姿を取り戻せていないのが現状だ。
一塁には三塁と併用する中島、小谷野、さらにはDHでの起用が濃厚なマレーロが守備につくことができる。これまでT-岡田を一塁手として開幕スタメンで起用する予定だった指揮官は「他にいなかったら使うけど。状態がいい選手がいるからね。候補はいっぱいいる。勝つためにやるし、ベストのメンバーでやる」と言い切った。
残り3試合で、結果を残せなければ開幕スタメン落ち、さらには2軍降格も示唆した福良監督。チームの生え抜き、選手会長として阪神3連戦で豪打を見せつけポジションを勝ち取るしかない。
(Full-Count編集部)