イチロー頭部死球に一時騒然 マ軍GM、現状「良好」 25日に状態チェックへ
レンジャーズ傘下のマイナー戦でイチローにアクシデント
マリナーズのイチロー外野手が23日(日本時間24日)のマイナーの試合で頭部死球を受けた。一時騒然となった模様を米メディアも一斉に報じている。
右ふくらはぎの張りにより一時戦列を離脱していたベテランは21日(日本時間22日)のオープン戦、ブルワーズ戦で復帰。その際、スコット・サービス監督は打席を多く経験させるためにマイナーの試合に出場させる意向を示していた。
しかしこの日はレンジャーズ傘下のマイナーとの練習試合でアクシデントが発生。MLB公式サイトはヘルメットにボールを受けたイチローが退場した様子を伝える一方、ジェリー・ディポトGMが現状について「良好」と語ったことを伝えた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」も「イチロー・スズキが頭部に死球を受け試合を退場」と速報。24日(日本時間25日)に再度診断する予定を伝えている。
また、地元紙「シアトル・タイムズ」のマリナーズ番を務めるライアン・ディビッシュは自身のツイッターで死球直後の動画を速報。イチローが仰向けに倒れ込み、スタッフらが駆け寄るなど騒然とした模様をレポートした。イチローはその後、スタッフに支えられながら立ち上がるとダグアウト方向へ自力で歩いていき、周囲からは拍手が送られた。
この動画には「なんてこった、彼が大丈夫であることを願うよ」、「心が痛い」、「今年のスプリングトレーニングは外野手にとって危険だ」などベテランの状態を心配する声も寄せられている。