智弁和歌山が7年ぶり春白星! 2番手池田がV打&好救援、富山商に競り勝つ

智弁和歌山が富山商を下す
智弁和歌山が富山商を下す

智弁和歌山が8回勝ち越しに成功、富山商に競り勝つ

 第90回記念選抜高校野球は25日、大会3日目を迎え、第2試合は智弁和歌山(和歌山)が富山商(富山)を4-2で下して、初戦を突破した。

 一進一退の展開となったこの日の第2試合。富山商は2回、エースの沢田龍太自らタイムリーを放ち、1点を先制。対する智弁和歌山は3回に4番・文元洸成の同点タイムリーで追いつくと、4回に相手の暴投も絡んで勝ち越しに成功した。しかし5回には富山商の1番・横尾和樹が同点タイムリー。両者譲らない展開が続いた。

 勝敗を分けたのは8回。智弁和歌山は2死から相手のエラーと四球で一、二塁の好機を作ると、2番手で5回途中から登板していた池田陽佑がセンターへ勝ち越しタイムリーをマーク。相手中堅のエラーも絡んでこの回2点を奪った。

 池田は8回、9回と無失点に抑え、自らこのリードを死守。打っては決勝打、投げては先発の小堀颯智からマウンドを引き継ぎ、無失点に抑える好救援を見せた。智弁和歌山は2011年以来、7年ぶりとなる春初戦突破となった。

(Full-Count編集部)

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