メジャー開幕へ貴重な経験積む牧田和久、初連投で初被弾にも収穫
初連投のレッズ戦で初被弾、無失点試合は「4」で途切れる
パドレスの牧田和久投手が24日(日本時間25日)、レッズ戦で初めて2日連続でオープン戦に登板した。結果はオープン戦初被弾を含む1回2安打2奪三振2失点。アンディ・グリーン監督は「今日連投して、次の2~3日は休養する」と今後の調整について語っている。球団公式ブログ「FriarWire」が伝えている。
この試合の前まで4戦連続無失点できていた右腕は2点リードの4回に登板。先頭のボットにセンターへヒットを浴びると、ジェネットに右翼へ同点2ランを許した。自身オープン戦8戦目で初被弾。その後は2者連続三振を奪うなど後続を断ったが、無失点試合は4で途切れた。
その直後にチームは勝ち越しに成功し、6-2と勝利したため、牧田は連日の白星で2勝目を記録。試合後、指揮官は「試合の後半でリリーフを務めるであろう投手の多くは、スプリングトレーニング終了前に連投する予定」と説明し、「土曜日はマキタだった。スプリングトレーニング最後の登板となる可能性が高い。今日連投して、次の2~3日は休養する。その後は何回かブルペン投球をする」と今後の調整に言及したという。
この日は一発を浴びたものの、徐々に適応を見せている右腕。前日23日(同24日)のレンジャーズ戦では1回を無安打2奪三振無失点に抑えていた。この日も失点後は2者連続三振に切っている。
地元紙「サンディエゴ・トリビューン」電子版も、牧田の順調な仕上がりをレポート。右腕は通訳を介して「疲労は感じていません。いい感触です。ここまで少し順調すぎるくらいにいっているとも思っていたので、最後に少し打たれたのはいい経験になりました」と、初被弾にも収穫を口にしている。
サブマリン右腕はオープン戦で得ている収穫と課題をレギュラーシーズンへと活かせるか。今後の飛躍が期待される。
(Full-Count編集部)