「投手・大谷」視察の米スカウトに聞く現状 開幕メジャーに「NO」と「YES」
マイナーで迎えるべきと主張する声も…「修正さえできれば、彼は大丈夫」
一方で、4回以降のパフォーマンスなら問題ないとも指摘。ただ、4月13日以降にメジャー昇格すれば、フリーエージェント(FA)の権利取得が1年遅れるというメリットもある。そのため、米メディアの中には開幕をマイナーで迎えるべきと主張する記者がいるのも確かだ。その決断はエンゼルス次第だが、現時点では開幕メジャーがほぼ確実な状況となっている。
「何が問題なのだろうか。ルーティーンも違う。スケジュールも日本とは違う。変わったことも多いので、修正しなければいけない部分は多い。日本から来る選手はもっと年を重ねて、より成熟している。彼は子供というわけではないけれど、まだ若い。修正さえできれば、彼は大丈夫だろう」
大谷のポテンシャルと将来性に疑いはない。だが、すぐにメジャーの舞台で結果を出せるのか。そして、滑りやすいメジャー公式球、マウンドなどNPB時代との違いに適応できるのか。ライバル球団のスカウトは大谷の今後の修正力を注視している。
(Full-Count編集部)