イチローとの“不思議な縁”、31歳右腕が語る幸運 米紙「絆が生まれている」
イチローとの再会を喜ぶフェルプス、開幕前に襲ったアクシデント
右腕は記事の中でイチローへの賛辞を惜しまず、「自分がプレーしたすべての選手、彼とクラブハウスを共にした人間はみんな、これ以上ないほど彼を尊敬している。畏敬の念で見つめているんだ。彼をすごく尊敬している。言葉にするのは難しいほどにね。自分は有資格1年目で殿堂入りできる、一握りの選手とプレーする幸運に恵まれた。彼はその1人だ。野球史上最高の選手の1人として殿堂入りするだろうね」とも語っている。
一方、そんなイチロー自身は「打者と投手なので、同じ場所にいることはありません。いかに準備するのかという点ではお互いを熟知していて、関係性があるんです。そういう繋がり方なんですよ」と話しているという。
イチローはこのスプリングトレーニングで決して順調にきているとは言えないが、フェルプスはさらに逆境に立たされており、今月に入り、右肘の負傷によって今季絶望となった。それでも、右腕にとってイチローとの再会は喜ぶべきエピソードとなったようで「自分が引退した時に、子供たちに、一緒にプレーしていたんだと言える選手の1人なんだよ」と語っているという。
不思議な縁で結ばれている両選手はシアトルで輝きを放てるか。2選手の今後の歩みに注目だ。
(Full-Count編集部)