東海大相模2011年V以来、7年ぶり春勝利 通算46発・森下は2安打
高校通算46本塁打の森下は2安打をマーク
第90回記念選抜高校野球は27日、大会5日目を迎え第1試合は東海大相模(神奈川)が12-3で、聖光学院(福島)を下した。強打の東海大相模は12安打12得点と効率よく得点を奪った。2011年に優勝して以来、7年ぶりの春勝利となった。
先制したのは聖光学院。初回無死二、三塁から3番・矢吹の一ゴロの間に1点を先制した。だが、その裏。強打の東海大相模は反撃に出る。無死満塁から4番・上杉の左前適時打、続く梶山の二ゴロ併殺の間に1点を加え逆転に成功。さらに2死一、三塁から7番・渡辺が投手強襲のタイムリー内野安打で3点目、続く斎藤が右翼ポール際に3ランを放ちこの回一挙6点を奪った。
続く2回も猛攻が続く。無死一塁で2番・山田の右翼線二塁打と悪送球が重なり7点目を追加。さらに2死二、三塁から6番・後藤が右中間へ2点タイムリー三塁打を放ちこの回3点を加え序盤で大量リードを奪う。
反撃に出たい聖光学院は3回。相手エラーと2番・横堀の右前打などで1死二、三塁のチャンスを作ると、4番・五味の二ゴロの間に1点を返した。
東海大相模は4回。2死三塁から6番・後藤が左翼線へタイムリー二塁打を放ち10点目を挙げると、6回も2死三塁から5番・梶山の右前タイムリーでダメ押し。さらに8回。2死一塁から4番・上杉が右翼線へタイムリー二塁打を放ち12点目を加えた。
聖光学院は9回2死一、二塁から8番・大松の左前適時打で1点を返したが、序盤の失点が響いた。
1年から4番を務め昨秋は打率.512、5本塁打、高校通算46本塁打の森下翔太は長打こそ出なかったが2安打を放った。
(Full-Count編集部)